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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>関西>Do! オフショット> 記事 おしゃれお預け めざせ世界 広田遥(トランポリン)2007年06月21日 誰も話しかけられないほど集中する競技中とは対照的に、普段は屈託のない笑顔を浮かべる明るい女の子。でも、今年1月から東京で約1カ月の一人暮らしをしたときは楽しい半面、戸惑いもあったという。
「テレビのチャンネルが大阪と違うじゃないですか。大阪弁じゃなかったし……」。親元を離れ、初めての自炊。練習以外には横浜にも足を運んでみたが、「あこがれもあったけど、寂しかった」と振り返る。「大阪に帰ったら、すぐ近くの箕面の山までドライブに行っちゃいました」 上京したのは、高いレベルを求めたから。世界ランキングで1位にもなったことがある第一人者の中田大輔らと練習をともにした。「中田さんのところはメニューをこなしたら時間に関係なく終わりなんです。濃い練習が出来たし、集中力がついた」。1人で生活する経験をして、少しは「精神的に強くなった」とも思う。 今は、阪南大の嘱託職員として実家から練習に通う日々だ。3月上旬に疲労骨折した右足のリハビリ、マッサージに通ってから、午後5時すぎから練習を始める。1時間の入念なストレッチ。その後、トランポリンを跳び始める。 ひざに悪いから、とヒールがある靴は履かない。「ぺちゃんこの靴って服とうまく合わせにくいから嫌なんです。でも、今年はヒールのない靴がはやりみたいですよ」。危ないのでつめも伸ばさないし、マニキュアも塗らない。 リラックス方法は、友達とのおしゃべりにドライブ。「実は運転はできないんで、助手席オンリーです」 右足はだいぶ良くなり、次の目標は、7月15日に大阪で開かれる世界選手権代表の最終選考会だ。「代表になって世界選手権で五輪の出場枠を取りたい」 北京五輪まで1年余り。その先の12年ロンドン五輪も見据える。「競技をやめたら海外留学に行きたい。でも今はやれるだけトランポリンを続けたい」。思い切りおしゃれもしてみたいけれど、まだ先になりそうだ。 ひろた・はるか 84年4月生まれ、大阪府出身。小学4年の時に器械体操を始め、小学6年でトランポリンと出合う。全日本選手権は01年から6連覇中。04年アテネ五輪7位。06年12月のドーハ・アジア大会では4位に入賞を果たした。阪南大嘱託職員。156センチ。 |