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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>関西>Do! オフショット> 記事 娘とスワン いつの日か 姫路麗(ボウリング)2007年08月02日 ボウリング番組「P★リーグ」(BS日テレ)で、「スワン投法」と呼ばれる躍動的なフォームと、「ビジュアル系」のプロとして人気だ。だが本人は「ウソや。子持ちの大阪のオバチャンです」。
00年、21歳でプロになったが、成績は伸び悩んだ。そんな時、ふと自分の右腕が曲がっていることに気付いた。「気をつけ」の姿勢から手のひらを正面に向けると、左腕は全体がぴったりと体につくのだが、右腕は手首が30センチ近く腰から離れてしまう。 原因は、高校時代のひじの骨折。合格までプロテストに2度落ちているが、2度目の不合格となった99年のテスト直後には、曲がらないひじを抱えた無理なフォームでひじを故障し、手術を受けた。 本当は、肩から指を真っすぐに床と垂直にして投げるのが理想だ。しかし、ひじが曲がっているため横投げになっていた。それに気付いて「スワン投法」が生まれた。 なるべく垂直に近づけるために曲がったひじを体の内側に入れる。そのままだとひじが体に当たるので腰を左にひねる。体のバランスを取るため、投げる瞬間に右足を左後方に大きくけり上げる。その姿が白鳥に例えられている。 独自の投法のおかげで、ここ2年はランキング18位以内に与えられるシード権を得ている。それでも15位だった昨季の賞金は二百数十万円。「試合だけでは食べていけません」。所属のフタバボウルでのレッスンのほか、「姫路プロと投げよう」などの各地の大会に出てギャラを得ている。専用のミニバンにボール14個を積み、営業の毎日だ。 休日は月3、4日。長女のみやびちゃん(5)と投げたいが、ボウリングはママを奪う存在と思っているらしい。いつも娘から「ごめんな。お花屋さんになるから、でけへんのや」と断られている。 「ボウリングは70歳でも200くらいのスコアが出る。会場は空調も利いているし、最高の生涯スポーツ。なんて誘う前に娘を連れ出さないとあきませんね」。年19試合のうち、まだかなわぬ「1勝」が今季の夢だ。 ひめじ・うらら 78年3月生まれ、大阪府出身。本名は山根、姫路は旧姓。母の勧めでボウリングを始め、00年に21歳でプロテストに合格。約200人で争う年間19試合の総合ランキングで、05年は10位、昨年は15位。05年全日本女子選手権2位。公認パーフェクト2度。フタバボウル所属。 ※オフショットは次週休みます。
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