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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>関西>Do! オフショット> 記事 番長の正装はリーゼント 三浦大輔(プロ野球)2007年09月06日 黒く、豊かなリーゼントヘアは毎日、鏡の前の15分間で整えられる。「僕の代名詞、ではないけど、トレードマークだと思ってます。こだわりはあります」。遠征のための移動や取材を受ける時は、本人いわく「ほぼ100%」、ビシッと頭をキメる。
80年代、当時の世相ともいえる「ツッパリ」のカッコ良さに、純粋にあこがれた。仲村トオル、清水宏次朗らが出演した青春映画「ビー・バップ・ハイスクール」にはまった。地元・奈良の家では、自分の部屋の壁にジェームス・ディーンのポスターを張った。テレビで見るエルビス・プレスリーがまぶしかった。 しかし、現実は別だった。小学3年から始めた野球で認められるのは、丸刈りかスポーツ刈り。高校3年の秋に大洋ホエールズへの入団が決まって頭髪は自由になったが、どれくらい伸ばしていいのかさえ分からない。「散髪屋に行って相談しました」。試行錯誤の末、今の髪形にたどり着いた。 高校時代に着た服は、赤、紫、黄、緑などもっぱら原色系にこだわった。入団4年目の冬に結婚。妻のアドバイスもあり、黒、白、シルバーなどモノトーン系に少しずつ変わっていった。「目立つものが好き。だけど、どんな服にしろ、人と同じものはあまり着たくない」。好みの色は変わっても、この気持ちは昔も今も変わらない。 「ハマの番長」と呼ばれるが、性格はいたって温和。家では1男1女の優しい父親だ。とはいえ、職業柄、留守が多いし帰宅も夜遅くなる。「小学4年の長女は『お父さんはあまり家にいないもの』と、妙に割り切っちゃってるところがある」という。幼稚園に通う長男とともに、家にいるときはなるべく子どもと過ごす。その関係は「友だちみたい感じかな」。 今でも、80年代の曲をよく聴く。時間が空けば、ロカビリーのライブハウスに足を運ぶ。こまめに更新する自身のブログの終わりは「ヨ・ロ・シ・ク!!」。33歳、これからもずっと、カッコ良さを追い続ける。 みうら・だいすけ 73年12月生まれ、奈良県出身。奈良・高田商から、92年にドラフト6位で横浜大洋ホエールズ(現横浜ベイスターズ)に入団。97年に初の2けた勝利。横浜のエースとして今年で4年連続、開幕投手を務めた。05年に防御率、最多奪三振のタイトルを獲得。183センチ、88キロ。 この記事の関連情報 |