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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>関西>Do! オフショット> 記事 都暮らし まんじゅう怖い 森岡隆三(サッカー)2007年11月01日 日本代表DFとして活躍した32歳は今季、11年間所属したJ1清水からJ2京都に移った。「故郷のように慣れ親しんだ清水を抜け出し、ゼロから挑戦するのはサッカー人として生きていく上で意義があるんじゃないかと思った」
父親の転勤の関係で3歳まで大阪にいた時期がある。とはいえ記憶にはなく、関西での生活は初めてといっていい。最初は知っている選手が少なく、緊張した。開幕戦の勝利の瞬間、「ようやく京都の一員になれたかな」とホッとした。 休みは、家族で京都を満喫している。妻、3歳の長男を連れてお寺や神社へ。これまでに三十三間堂や平等院、三千院などを訪ねた。「子どもはどこへ行っても走り回るから、いつも怒られる」と笑うが、不思議な心の落ち着きを感じられる古都の雰囲気が気に入っているという。もともと寺社にあまり興味はなかったが、「こっちに来てから完全に観光客」。歴史に興味もわいてきた。 甘いものが好き。京都で暮らすようになって、洋菓子より和菓子が増えた。近所のおまんじゅう屋に一時期はまり、毎日のように通った。さすがにアスリートとして体調管理の面で心配になった。「今は体に気をつけなきゃ、ていう思いがあるから、必死に我慢している」 今季はけがに悩まされた。4月下旬に右ひざを故障。約2カ月間、チームを離れてリハビリに専念した。朝7時半に家を出て、遅い時は午後7時過ぎまでクラブハウスでトレーニングと治療を繰り返した。「おれはまだ何もしてない。もっと強くなって帰ってやる」と思い続けた。 リハビリ中、滋賀県の重症心身障害児施設を訪問した。京都ファンの患者と交流し、メール交換をした。「自分が元気づけたいなんて思っていたけど、逆に自分が勇気づけられて、もっともっとやらないと、本気で思う」 J1昇格争いは佳境を迎えている。「リーグ戦の最後に笑顔で迎えられるよう、一試合一試合すべてを出し尽くす」と誓った。 もりおか・りゅうぞう 75年10月生まれ、神奈川県出身。神奈川・桐蔭学園高から94年、鹿島入り。翌年、清水へ移籍。守備ラインを統率する頭脳的なプレー、正確なキックが持ち味。日本代表で38試合出場。00年アジアカップ優勝に貢献。02年日韓ワールドカップ出場。180センチ、71キロ。 この記事の関連情報 |