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ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>関西>Do! オフショット> 記事 音楽は、寝ても覚めても 椋本啓子(体操)2008年02月14日 昨年9月にあった体操の世界選手権(ドイツ)で、日本代表女子の主将を務めた。「1番年上だったという理由だけ」というが、女子団体の3大会ぶりの五輪出場権獲得に貢献し、責任を全うした。
その世界選手権では、得意の平均台で落下して右太ももを強打。「初めての経験で頭の中が真っ白」になっても、台によじ登って痛みをこらえながら演じきった。 「チームの2番目の演技者で、途中でやめたら後々響くと思った。後の子にプレッシャーをかけられないという気持ちだった」。続く床の演技を無難にまとめた。当時14歳だった鶴見虹子(こうこ)はそのとき、「さすがキャプテン。力をもらった」と語っている。 集中する時もリラックスする時も、音楽が欠かせない。 世界選手権でも音楽を聴いて気持ちを高めた。「演技前に好きな曲を聴くと集中できる。緊張していて不安なときも、『いける』と思えるようになる」。最近のお気に入りは、まずNEWSの「weeeek」。そして、ファンキーモンキーベイビーズの「ちっぽけな勇気」。こちらはアップテンポの曲調に「あきらめたくないから、きっといつか何かをつかむんだ」という歌詞が好きだ。 休日は色々な曲を試すように聴く。CDを大量に借りてくることも。昨年10月に買った携帯音楽プレーヤーには、すでに約300曲が入っている。就寝時も音楽をかけ、「何も考えずに音楽に浸っているうちにうとうととしてきて、自然に寝ます」。 北京五輪日本女子団体の出場権は得たものの、自身が代表になるためには、今後の選考会で好成績を残す必要がある。初の五輪出場を目指し、正月休み明けは基礎体力のトレーニングを重ねてきた。 体操女子では20代はベテランの域。「自分は後がないですが、思い切った演技で残りの体操人生を過ごしたい。ラストスパートですね。本当に」。かつては精神的弱さを指摘されることもあった遅咲きの22歳。夢だった檜(ひのき)舞台へ向け、心身ともに充実の時を迎えつつある。 むくもと・けいこ 85年10月28日、長崎県佐世保市出身。両親がコーチを務める体操クラブで小学1年から本格的に体操を始める。大体大へ進み、07年のウクライナ国際大会で個人総合優勝。得意種目は平均台のほか、段違い平行棒や跳馬。4月から大体大大学院に進学予定。156センチ、47キロ。 PR情報オフショット
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