|
ここから本文エリア 現在位置:asahi.com>関西>Do! オフショット> 記事 恋も「馬力」もケタ違い 木村山(大相撲)2008年04月03日 相撲界ではお酒のことを隠語で「馬力(ばりき)」と言って重宝する。飲めば食も進み、体が大きくなるからだ。だから、力士はよく飲む。
3月の大相撲春場所で十両優勝した木村山も例外ではない。好きなのはビールと芋焼酎。「人並み以上には飲む」という言葉どおり、一晩で焼酎は最高2升半、ワインなら5本を空にしたことがある。酔ってもあまり変わらないというから酒豪だろう。 14日目の夜、姉たちと大阪市内でもつ鍋を食べた。場所中なので、ビール1、2杯だけに控えたが、ざっくばらんに話ができてリラックスできた。翌日の千秋楽は負ければ優勝決定戦にもつれ込む状況だったが、本割で勝って優勝。「和歌山の家族や友人からおめでとうと言われ、実感がわいてきた」 東京・両国の春日野部屋では、いつもは朝6時に起床して、10時半ごろまでけいこ。食事後は、昼寝やけがの治療。午後6時ごろに夕食を食べ、夜12時ごろに寝る。 十両の栃ノ心と同室。職住一体でプライバシーはなく、街でも歩けば目立つが、寂しがり屋なので共同生活の方が向いている。「つらいことがあっても、みんなと楽しいことやアホなことを言い合えるのがいい」。どうしても1人になりたいときは、部屋近くの隅田川のベンチに腰掛けてボーッとするそうだ。 趣味は、恋愛ものの映画や小説にはまっている。「恋愛を嫌いな人はいないでしょ」。韓国の「猟奇的な彼女」の主演女優全智賢(チョン・ジヒョン)のファンで、この映画には泣いた。映画館にも時々行くが、部屋でのDVD鑑賞が多い。「映画館で力士は目立つし、座席が狭いとつらい。でっかい体で泣いてんのも恥ずかしいでしょ」。自身も思いを寄せる人がいる。「この人のためなら人生捨てられる」というのが理想の恋愛だ。 夏場所の番付は十両上位へ上がる。「優勝良かったね、というのは1週間だけ。もっと立ち合いの当たりを磨きたい」。目標の新入幕は、手の届くところまで来ている。(伊藤秀樹) きむらやま 81年7月、和歌山県御坊市出身。本名木村守。春日野部屋。小学1年から地元の道場で相撲を始める。箕島高、東洋大を経て、04年春場所初土俵。首のけがに苦しんだが、今年初場所で新十両昇進。春場所は12勝3敗で十両優勝した。180センチ、166キロ。得意技は押し。 PR情報この記事の関連情報オフショット
|
ここから広告です 広告終わり お知らせ関西の企画特集関西の特集
朝日新聞社から |