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リングの外では猫みたい? ライカ(プロボクシング)

2008年04月10日

 果敢に前に出て、強烈なボディーをぶち込む。勇猛なファイトで沸かせる女子ボクシングの第一人者のオフは、意外とインドア派。「疲れを取りたいからあまり遊んだり、買い物に出かけたりしない」

写真ビデオ鑑賞も大好きで、米国の「24」シリーズがお気に入り=林正樹撮影
写真昨年7月、ライカ(右)は、世界戦の前座でロシアの女子ボクサーとスパーリングをした

 動物が大好きで、以前はウサギやハムスターを飼っていた。今はオス猫の「レオ」が家で帰りを待つ。「甘えたい時は寄ってくるし、こっちが構わないとすねる。自分と似ているなと思うと、見ているだけで楽しくなる」

 自炊にもはまっている。料理本を買い、野菜いためも酒やみりんで味を調える本格派だ。最近、崩れやすい豆腐をみそ汁に使い、原形が跡形もなくなる失敗もあったが、「豆乳みたいでおいしかった」と笑う。試合後に68キロ近くまで増える体重を、ライト級リミットの61.2キロに落とす必要がある。自炊は、量やカロリーをきちんと管理するプロ意識の表れでもあるが、「練習後にスーパーに寄って食材を選ぶのが楽しいし、気分転換にもなる」と言う。

 日本ボクシングコミッション(JBC)非公認団体で世界3階級制覇を果たすなど、男子と比べ「マイナー」の印象だった女子ボクシング界を長年引っ張ってきた。昨年11月、JBCが女子を認可し、5月9日、JBC管理下での初興行でメーンを張る。「JBCが認可しようがしまいが、強くなりたくて、リングが自分のしがみつく場所と思って戦ってきた。でも、公認されたことで、女子が盛り上がればうれしいし、色々な人に試合を見てもらいたい」

 学生の頃、お小遣いを全部つぎ込んだほどの漫画好き。今もボクシング漫画「はじめの一歩」の単行本を読み返す。「自信が無い時や不安になる時、気持ちが落ち着くし、闘争心が出る」

 作者の森川ジョージ氏には「風神」という愛称をつけてもらっている。JBCは姓や名だけのリングネームを禁じているため、長年親しまれたリングネーム「ライカ」を変えなければいけない。「『風神』と『ライカ』は新しい名前に盛り込みたい」と力を込めた。(広部憲太郎)

 らいか 本名・来家恵美子。76年1月、京都市出身。00年、プロデビュー。今まで女子国際ボクシング協会(WIBA)のフェザー級、ライト級王座など3階級制覇を果たした。17勝(6KO)3敗1分け。新リングネームは15日まで公募中。あて先はringname@jap.co.jp

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