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ここから本文エリア ダイアナ妃に振り袖、友禅人間国宝の羽田登喜男さん死去2008年02月18日 友禅の重要無形文化財保持者で日本工芸会参与の染色家羽田登喜男(はた・ときお)さんが10日に敗血症で死去していたことが18日、わかった。97歳だった。密葬は近親者で済ませた。葬儀は3月13日午後1時から京都市左京区浄土寺真如町82の真正極楽寺真如堂本堂で。喪主は長男登さん。葬儀委員長は京都中央信用金庫理事長布垣豊さん。自宅は公表していない。
1911年に金沢市の造園師の家に生まれた。加賀友禅を学んだ後、京都に出て京友禅の修業を経て独立、京都に工房を構えた。写実的な絵模様の加賀友禅と、華麗でみやびな意匠の京友禅を融合させ、主に花鳥風月を題材に手描き友禅に独自の境地を開いた。88年に「人間国宝」と呼ばれる重要無形文化財保持者に認定された。 86年に初来日した英国のダイアナ妃に京都府・市などが贈った本振り袖も手がけたほか、祇園祭の山鉾(やまほこ)の一つ、蟷螂山(とうろうやま)の装飾品も無償で制作した。日本伝統工芸展審査委員や日本工芸会理事などを歴任。著書に「羽田登喜男作品集」「春秋雅趣」などがある。 この記事の関連情報 |