さて予想外の灼熱のグランプリとなった開幕戦のオーストラリアGP。暑さとの戦いを何とか無事に終え、次戦マレーシアGPまでのインターバルを僕はギリギリまでメルボルンで過ごした。
そして水曜の深夜、厳密に言えば木曜の0時45分のフライトで、メルボルンからクアラルンプールへ向かい早朝6時過ぎにKLIAに到着した。到着後、空港のHレンタカーに予約の車を受取に行くと、何と車が1台も無いときた!なぬ?このグランプリの週末に車が1台も無いだと!しかも予約をしてあるのに...
2週間分の荷物+αを引っさげて、2カ国に渡る開幕の2連戦。
さすがに疲れも溜まってきた僕は溜まらず怒り爆発。「いい加減にしろ!今から30分以内に何でも良いから車を用意しろ!」怒鳴られた受付の男は慌てて電話をかけまくり、何とか他社のレンタカーを1台、それも予約のグレードよりも上位車種を用意したので、何とか僕の怒りも鎮静化した。しかし「料金は予約の金額しか支払わないからな」と、念を押したことは言うまでもない。(笑)
ここマレーシアはメルボルンとの時差は3時間遅れなので、日本よりも1時間遅れとなる。ということはメルボルンで保っていた、2時間のアドバンテージは消え去り、逆に1時間のビハインドを負うことになる。それは、つまりこのブログもギャラリーも締め切りが厳しくなるという訳だ。今回も良いテンポで仕事を消化せねば...
メルボルンはレースの翌日までは38℃を超える気温は続いたのだが、火曜日そして水曜日と突然のごとく20℃前後の快適な気温帯に入った。同じ場所でこの温度差、これが涼しい環境から暑い環境への変化だととても体が保たないが、逆にこの場合はむしろホッとした感じだ。
そして今日、到着したセパンサーキットの午前10時の気温は、26℃前後とマレーシアにしては至極快適な気温だが、ただし、お決まりの湿度は半端じゃない。特に湿度の低かったメルボルンから比較すると、まるで空気中の水分が目に見えそうなほど、空気が重たく感じる。今度は暑さ+湿度との戦いか...僕の心は早くもヨーロッパ・ラウンドへと飛んでいる。


1957年東京浅草生まれ。1987年、ブラジルグランプリでF1を初撮影。マシンの持つ美しさ、人間模様にひかれ、1988年より、F1グランプリなどモータースポーツをメインテーマとして活動を続ける。
2004年、記事主体の既存F1誌に満足できず、
最高の写真を見せたいと、グラフィック誌F1SCENEを創刊。編集拠点をF1の本拠地ヨーロッパに移し、ヨーロッパの文化と日本の感性の融合を合い言葉に「Team ZERO」を率いて「出版の壁」に挑む。〔詳細〕