昨日は夕方から降り出した雨が夜まで降り続き、結構な降雨量になった。一夜明けてホテルの窓から見えるKLツインタワーは、朝日を受け、近未来的なその姿を輝かせていた。他の国なら、よし今日はいい天気だぞ!という感じになるのだが、残念ながら熱帯に属するクアラルンプールでは、毎日のようにスコールがある。
連日夕方から夜にかけて文字通りドシャ降りの雨なのだが、その降雨量が半端ではないため、もしもレース中に降り出したら、かなりの混乱は必至。出がけにホテルのフロントマンは「今日も夕方から雨が降るよ!」「レースは何時から?」と聞かれたので、3時スタートだよと答えると、「ウ〜ン、微妙ね…降られるかもしれないね」と言っていた。
こと天気に関しては地元の人の言うことは素直に受け取る僕なので、(えっ?それじゃ他のことは素直じゃないって?)ともあれその言葉を信じ、レース終盤から雨!それも土砂降りと予想をした。が、しかし気温30℃、曇りがちながら青空も臨める天気の元で、レースは始まり、そのままエンディングを迎えることになるのだが…
昨日の予選でペナルティーを与えられたマクラーレンの2台が、5グリッド降格、フロントローのフェラーリの2台が圧倒的に優位に立った。中盤までは理想的な1、2体制でポジションをキープするが、やってもうた!ラップ31にマッサがスピンアウト!昨日のサプライズボーイも一夜明けて、期待されると弱い普段のマッサに…
ペース的にはフェラーリが好調だったので、充分1、2フィニッシュもあり得たレースだったが、BMWのクビサが2位、コバライネンが3位となり、結果的には今後のシリーズ争いが面白くなる展開となった。
これで開幕2連戦は終了だ。1週間のインターバルで次はフライアウェイの最終戦、バーレーンGPだ。待望のヨーロッパラウンドまであと残り1戦!はあ〜ヨーロッパの風が懐かしい…


1957年東京浅草生まれ。1987年、ブラジルグランプリでF1を初撮影。マシンの持つ美しさ、人間模様にひかれ、1988年より、F1グランプリなどモータースポーツをメインテーマとして活動を続ける。
2004年、記事主体の既存F1誌に満足できず、
最高の写真を見せたいと、グラフィック誌F1SCENEを創刊。編集拠点をF1の本拠地ヨーロッパに移し、ヨーロッパの文化と日本の感性の融合を合い言葉に「Team ZERO」を率いて「出版の壁」に挑む。〔詳細〕