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数字的には30℃だが、実際の体感は湿度もあるので、もっと暑く感じた一日だった。昨日の木曜日にはF1だけではなく、GP2も各チーム、各ドライバーが、コースを歩き、あるいはスクーターで何周も走り、コーナーの縁石や路面を入念にチェックをしている様子が見られ、ここが初めてのサーキットなんだと再認識する。
もちろん僕らも新しいコースは一周を歩いてチェックするのだが、ドライバー達と異なる点は、彼らは1コーナーから順番に回っていくのだが、僕らカメラマンはチェッカーラインから逆回りに歩くということだ。それは別に僕らがヘソ曲がりなわけではなく、写真を撮る際には基本的には走ってくる車を正面から撮るので、逆回りが普通なのである。
5月のバルセロナに続き二度目のスペインでのGPだが、F1は一国一開催が基本なので、名称はヨーロッパGPと便宜上違う呼称を使用している。この辺りF1の曖昧で都合のいい面を見るようで、若干不満はあるのだが...
しかし、今日は地元スペインのアロンソが頑張り、フリー走行でライコネンと100分の2秒差での2番手と気を吐いた。更に3番手にはホンダのバトン。新鮮な顔ぶれが上位に並び、夏休みでリフレッシュされた感じがあっていいではないか?
できれば失速せずにこのまま明日の予選も頑張って欲しいのだが、果たしてどうだろうか?その意味では、マクラーレンの5番手、6番手というのが少し不気味でもあるのだが...
時間現地で午後8時51分を過ぎようとしているが、現在、表は激しい夕立のようである。しかし、週末を通してさほど悪い予報は出ていないので、暑く激しいレースになりそうな予感がする。
そして、このサーキットは観客席やコースサイドで見るよりも、間違いなくテレビ観戦が見応えもあり面白いだろうと、今日一日撮影していて感じた。だから今週末のレースは必見だ!

1957年東京浅草生まれ。1987年、ブラジルグランプリでF1を初撮影。マシンの持つ美しさ、人間模様にひかれ、1988年より、F1グランプリなどモータースポーツをメインテーマとして活動を続ける。
2004年、記事主体の既存F1誌に満足できず、
最高の写真を見せたいと、グラフィック誌F1SCENEを創刊。編集拠点をF1の本拠地ヨーロッパに移し、ヨーロッパの文化と日本の感性の融合を合い言葉に「Team ZERO」を率いて「出版の壁」に挑む。〔詳細〕