ここから本文エリア

現在位置:asahi.com>関西>スポーツ> 記事

王者・東レに早大が挑む 朝日レガッタ・3日開幕

2008年05月02日

 大津市の滋賀県立琵琶湖漕艇(そうてい)場で3日開幕する「第61回朝日レガッタ」(関西ボート連盟、朝日新聞社など主催)の男子エイトに、早大が14年ぶりに出場する。3連覇を目指す東レ滋賀などとの間で激戦が予想される。両チームは19年前の決勝戦でも対戦しており、この時は早大が僅差(きんさ)で勝利した。今年も名勝負が繰り広げられそうだ。

写真19年ぶりの男子エイト優勝を目指す早大のクルー=早大漕艇部提供

 1989年の第42回大会・男子エイト決勝戦。早大は、優勝候補の東レ滋賀と一進一退の攻防を展開。500メートル付近から徐々に抜け出した早大は、力強いラストスパートで追いすがる東レ滋賀をわずか3分の1艇身差で振り切った。初優勝だった。当時の早大クルーで、強豪の明治安田生命に勤務する水谷達也さん(38)は「前半リードしていたが、迫ってくる東レの艇が目に入り必死にオールをこいだ」。現在は東レ滋賀ボート部でマネジャーを務める三好邦之さん(40)は「連覇をかけ万全のコンディションで臨んだ。(負けたのは)気の緩みがあったとしか思えない」と今も惜しむ。

 男子エイトの早大優勝はこの時以来ない。だが、昨年は22歳以下が出場できる全日本新人選手権で13年ぶりに優勝した。主将の福田哲也選手(4年)は関西高校(岡山)時代にかじ付きクオドルプルで大会に出場し、優勝した経験を持つ。「東レ滋賀や明治安田生命と終盤まで競り合い、早大の強さを全国のファンに見せつけたい」と19年ぶりの優勝に闘志を見せる。

 待ち受ける東レ滋賀は男子エイトで過去11度優勝。昨年の全日本選手権大会も制した。北川健雄監督は「早大は高校時代にトップレベルで活躍した選手が多い。強敵だが、地元として負けるわけにはいかない」。

 男子エイトの予選は4日、準決勝と決勝は最終日の6日。木本馨・関西ボート連盟理事長は「2千メートルで競う大会が多いが、1千メートルという限られた距離で早大が優勝候補の社会人クルーにどこまで迫れるか。見どころの一つ」と好レースを期待する。(上田悠)

PR情報

このページのトップに戻る