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頭部死球後にアーチの金本、投げた木佐貫を気遣う

2008年05月08日

 阪神の金本は右足を踏み込んだ。6回1死。外角のフォークに、バットをたたきつける。「少し泳いだけど、うまく残して打てたよ」。強い打球はそのまま右中間席へ。4月20日以来、14試合ぶりの第5号アーチでプロ通算400本塁打に王手をかけた。

 3回の第2打席。木佐貫の直球が後頭部に直撃した。その場で倒れこんだ金本のもとに、トレーナーが駆けつける。「ずっと意識はあったけど、立ち上がるのが怖かった。経験上、(立つと)フラッとするからな」。数分間の治療で試合には戻ったが、打撃に影響が出ても仕方ないほどのアクシデントだった。

 それが、直後の打席に最高の結果を出してしまうのだから、岡田監督も「やっぱり4番。ベテランの読みと気持ちやろうな」と感嘆するしかない。8回に決勝点へつながる左前安打を放った鉄人は試合後、病院へ直行。「威嚇した球でも、故意でもない。おれは大丈夫やから」とぶつけた木佐貫の心中を気遣った。

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