8回に登板し、力投する阪神・ウィリアムス=伊藤恵里奈撮影
大歓声が背番号「54」に降り注いだ。2点リードの8回、阪神のウィリアムスが3月28日の開幕戦以来となる、1軍のマウンドに立った。
先頭の仁志に左前打を許すが、続く金城を148キロの直球で併殺、村田は内角のスライダーを振らせて三振にきって取った。球威もキレも文句のない8球だった。左肩痛で4月3日に登録抹消、今月9日に再登録された。頼れる左腕は「復帰までは長かった。今日はルーキーみたいに緊張したよ」とおどけてみせた。
ウィリアムスに刺激されたのか、7回に登板した久保田が10試合ぶりの無安打ピッチング。藤川は9回を完璧(かんぺき)に抑えた。7回から捕手を務めた矢野は「『JFK』がそろうのがうちの武器。心強い」。
首位を走り続ける虎が、さらに勢いを増しそうだ。