資金難などで存続が危ぶまれていた全国視覚障害者駅伝大会が今年11月16日、神戸市須磨区で開催されることになった。大会を新たに主催するNPO法人「神戸アスリートタウンクラブ(KATC)」が7日、明らかにした。
昨年まで10回の大会を滋賀県竜王町で開いていた同県のランニングクラブ「びわこタイマーズ」が、資金難やメンバーの高齢化のため、継続を断念。運営を託す先を探していたところへ、市民スポーツ振興を目指すKATCが手を挙げた。約100万円かかっていた運営費は企業協賛も得て約75万円に圧縮し、開催のメドが立った。
視覚障害者のマラソン大会は全国にいくつかあるが、同じ障害を持つ人がたすきをつなぐ全国規模の駅伝大会は、これが唯一。昨年も25チーム約225人が参加し、存続を願う声が相次いでいた。KATCの大会担当者、野口研治さんは「仲間と走る喜びを分かち合ってもらい、市民の障害者への理解を深めたい」と話している。