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「真剣勝負だけど、人情相撲だってある」 舞の海さん

2011年3月9日

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写真大相撲の八百長問題などについて語る舞の海秀平さん

 大相撲の元小結で解説者の舞の海秀平さん(43)が8日、関西の報道機関などでつくる「関西プレスクラブ」の定例昼食会で講演し、八百長問題について、「お金をやりとりしてシステム化してやるのは論外」とした上で、「人情相撲というか武士の情け、もののあわれを大切にするところが角界には昔からあった。ただ、世間がそれを許さなくなってきているのではないか」と私見を述べた。

 1999年九州場所を最後に引退した舞の海さんは現役時代、本場所終盤で自身の成績がよく、親交のある対戦相手が厳しい成績の時など、土俵上で相手に情が移って「そうこうするうちに負けてしまう時もある」と話し、「当時は協会や師匠が厳しく、気力のない相撲をとるとすぐにしかられた。今の協会には無気力相撲に対する厳しさがなくなっているのではないか」と指摘した。

 対策として、取組の発表を前日でなく当日の土俵入り後にする、東西の支度部屋の力士の往来を禁じる、などの案を挙げ、「神事、伝統芸能でもある相撲のあいまいな部分も残していかなければいけない。真剣勝負だけど、時には、情も絡むあいまいな部分があっていいのではないかと思う」と語った。

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