今季の主要大会は9月の国体で終えたが、それ以降も忙しい日々を送る。
「大会が一段落してからは、大阪で練習しています。1回の練習で7千〜8千メートルは泳ぎ込む。大学生だから当然ではあるんですけど、講義に出て、また泳ぐ。心身ともにすごく疲れながら、毎日を送っています」
練習の合間をぬってテレビにも出演した。新潟・佐渡島を舞台にした佐渡国際トライアスロンに密着した番組だった。
「15時間以上も動き続けるのはすごい。見ていて本当に驚きました。刺激をもらいました」
11月には25メートルプール(短水路)で争うワールドカップ(W杯)東京大会があったが、出場を見送った。
「今年は夏の世界選手権をはじめとして、すごくたくさんの大会があった。最大の目標であるロンドン五輪は50メートルの長水路。来年を見据え、いまはしっかりと泳ぎ込むべきだと思って、欠場しました」
W杯にはかつて五輪で五つの金メダルを獲得し、現役復帰したイアン・ソープ(豪)が出場した。
「ソープ選手が現役のころのレースはテレビで見ていました。一緒の大会にも出たことがないんです。ソープ選手は自由形なので種目は違いますが、来年の五輪で、同じプールで泳げたらいいなって思います」(競泳男子日本代表・入江陵介)
1990年1月24日、大阪市天王寺区出身。近大4年、イトマンSS所属。日本選手権で200メートル背泳ぎを4連覇中。昨年8月のパンパシフィック選手権同種目は3位。