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駅に直結「あまがさき緑遊新都心」

[掲載]2007年1月19日

 JR尼崎駅の北側に広がる約22.8ヘクタールを対象に、UR都市機構や尼崎市が計画している大規模土地区画整理事業「あまがさき緑遊新都心」。住宅地としても人気の高い阪神間エリアでこれだけのスケール、しかも駅に直結している立地だけに、注目を集めています。すでに、キリンビール尼崎工場跡地に複合商業施設「キリンガーデンシティ(仮称)」をはじめ、大型マンションなど様々な計画が明らかになりつつあり、期待感も高まっています。どのような「新しいまち」が生まれるのでしょうか――。

写真キリンガーデンシティ=イメージパース図

■都心部に好アクセスのJR尼崎駅に直結

 JR神戸線と宝塚線が乗り入れ、多くの乗降客でにぎわうJR尼崎駅。新快速の停車駅であり、大阪駅へ5分、三ノ宮駅へは17分、さらには京都駅にも直通で35分と、京阪神の都心部へのアクセスのよさが近年、改めて注目されている。

 そのJR尼崎駅の北側、キリンビール尼崎工場跡地を中心とした約22.8ヘクタールで計画されているのが「あまがさき緑遊新都心」。緑豊かな公園をはじめとする優れた環境を基盤に、様々な商業・業務施設のほか、立地を生かした多彩な利便を享受できる「都心居住」の地としても整備し、尼崎の「新都心」を生み出そうという計画だ。

■「今の尼崎にないもの」が続々

 その中でも、一番の目玉は「キリンガーデンシティ(仮称)」。幹線道路を挟んで北側の約2万6千平方メートルと、南側の1400平方メートルの敷地を一体開発する。

 北側の建物は地下1階地上10階。JR尼崎駅とは、2階レベルで歩行者デッキが直結。雨の心配なく移動でき、喜ばれそうだ。また、「キリンガーデンシティ(仮称)」では、建物北側にある約2千平方メートルの緑遊広場をはじめとする施設を整備して、「新都心」の各施設とつながる予定だ。

 建物東側の1・2階には、阪神百貨店が入ることになっている。阪神間では、阪神西宮駅にある阪神・にしのみや店、ミント神戸のさんのみや・阪神食品館に次いで3番目、売り場面積はにしのみや店と同じ程度の約6千平方メートル程度になる予定だ。1階フロアでは、大阪・梅田本店で定評のある「デパ地下」を再現するとあって、人気を集めそう。

 その阪神百貨店の上には、松竹マルチプレックスシアターズが、11スクリーンを擁するシネマコンプレックスを手がけることになっている。

 両者とも、「今の尼崎にない施設」である点がポイントで、注目を集めている。

 建物西側の1〜3階を占めるのは、滋賀県を拠点に近畿・北陸エリアで展開している総合量販店「平和堂」の「アル・プラザ」。売り場面積は9千平方メートルを超える予定だ。

 建物内には飲食店街・専門店街も設けられることになっており、キリンビールでは100〜150店舗程度を想定している。

 また、南側の敷地には、地下一階・地上5階の建物を建設。セントラルスポーツが会員制のスポーツクラブをオープンさせる計画だ。

■人気の阪神間で便利な都市生活

 住宅地として人気の阪神間エリアに位置し、かつ、利便性の高い都市生活が可能とあって、「あまがさき緑遊新都心」はマイホームを求める人たちからの期待も大きい。たとえば、「キリンガーデンシティ(仮称)」の西隣に、近鉄不動産と総合地所、三菱商事が計画している「ローレルスクエア尼崎 ルネ・ガーデンテラス」は、総戸数463戸のビッグプロジェクト。大阪・神戸・京都へのフットワークがいいJR「尼崎」駅へ徒歩3分という「駅近」物件だ。

 中央に平面自走式駐車場を囲む、14階・20階・22階建ての3棟構成。水と緑を配すエントランスや並木道に広場、ハーブをそろえた香りの庭など緑豊かなランドスケープデザインを採用。各棟の屋上と駐車場の一部の壁面も緑化する計画だ。

 また、天然ガスによる自家発電で排熱まで利用するガスコージェネレーションシステム、24時間換気システムを標準装備するなど、環境や人に優しい最新設備・仕様を導入する。

 規模を生かし、温浴施設をはじめとする共用施設も充実。この共用施設計画にはイラストレーターの黒田征太郎さんが協力、キッズルームに「らくがきウォール」を設置するなど、子どもたちの創造力を刺激する仕掛けが随所に仕込まれる予定だ。

    ◇

 「駅前」立地を生かした様々な施設と住居を配しつつ、優れた環境・景観も実現する――。「緑遊新都心」の名に恥じない新しいまちづくりの今後に注目だ。

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