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社長直属の専門部署が産地確認 神港魚類が改善報告提出

2008年7月23日

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 中国産ウナギの産地偽装事件で、偽装かば焼きを販売した水産物卸売会社「神港魚類」(神戸市兵庫区)が、コンプライアンス(法令順守)を担当する社長直属の専門部署を設置し、仕入れ先の製造会社や全商品の産地表示などのチェックに当たらせることを柱とした改善報告書をまとめた。25日、農林水産省に提出する。

 同社や農水省によると、専門部署が仕入れ段階で、取引金額にかかわらず、登記簿などで製造会社が実在するかどうかを確認。経営者らに印鑑証明書の提出などを求める。水産物卸売会社で全商品の製造元を確認するのは例がないという。

 さらに、担当課長(40)が約14年にわたってほぼ一人でウナギ取引に従事していたため、会社側の把握が遅れたとして、取り扱う商品ごとに複数の担当者を置くことや一定の期間で担当者を配置換えすることも盛り込んだ。

 今回の事件では、仕入れ先のウナギ輸入販売会社「魚秀」(大阪市)側が、中国産かば焼きの原産地を「三河一色産」とする産地証明書を発行。製造者欄に記載されていた会社も架空だったが、神港魚類は確認していなかった。

 神港魚類は水産最大手のマルハニチロホールディングス(東京)の子会社で、07年3月期の売上高は約671億円。

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