「別館菊水楼」の点心膳
古都奈良で少しぜいたくな気分で食事をしてみたければ、創業120年を誇る老舗(しにせ)料亭「菊水楼」の西側にある「別館菊水楼」に行ってみたい。
この店の持ち味は、旬の素材と地元で採れる大和野菜を使い、料理はすべてこの店の手づくりであること。本格的会席料理を出来るだけ安く身近なものにと、お昼は30人限定だが、菊水楼で包丁一筋30年の松浦菊美料理長心づくしの「点心膳」(4043円)を味わえる。
他の昼の定番は、ミニコース会席(5775円、8085円など)がおすすめ。季節感に心をくだいた、目にも楽しい趣ある料理が次々と出される。6月から登場する備長炭で焼いた「活けアユの塩焼き」(3465円)は、自慢のタデ酢で骨抜きしなくても丸ごと食べられ、これを目当てに来る客も多い。
春日大社一の鳥居のすぐ前に位置し、奈良公園や興福寺の五重の塔、猿沢池もすぐそば。奈良を代表する店として、東京方面など遠来の客も多い。
<夜は>
1万1550円の会席コースがおすすめだが、ランチと同じ料金のものも用意。本館は、宿泊はもちろん、料金は少し高くなるが和室でゆっくり本格会席料理を味わうことが出来る。
(大阪まんぷく会世話人・弁護士 大川哲次)
別館菊水楼
奈良市高畑町1130。別館はテーブル席(60席)で食べられる気安さも人気の理由。営業時間は昼が午前11時〜午後2時、夜は午後5時〜8時30分。不定休のため予約がベター。電話0742・23・2038