現在位置:
  1. asahi.com
  2. 関西
  3. 関西の交通・旅
  4. 交通・旅ニュース
  5. 記事

関空発着の日航と全日空、海外路線も減便検討

2008年7月15日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

 日本航空と全日本空輸が、関西空港を発着する国際線の一部を今秋から運休する方向で調整している。国内線でも減便計画が表面化しているため、大阪府や関西経済連合会で作る「関西国際空港全体構想促進協議会」は危機感を強めており、15日に両社に対し減便計画の撤回を求める要望書を手渡す。

 いずれもジェット燃料の高騰に苦しんでおり、路線網の再編に着手。座席利用率や採算性の低い便を洗い出している。利用率が低い関空発着便が減便対象に浮上しているようだ。

 日航が運休を検討しているのは関西―ロンドン便。今年に入って利用者が減少。関空は着陸料が高いうえ、「収益性が高いビジネスクラスの利用者が少ないことが痛い」(日航関係者)という。

 現在、日本の航空会社が単独で関空と欧米の主要都市を結んでいる線はこの便だけ。関西国際空港会社幹部は「燃料高とはいえ、異常事態だ。関空は国際拠点空港でもあり、何とか残してほしい」という。関経連の担当者も「欧州出張の際、できる限りロンドン便を利用するよう各企業にお願いしてきたのだが」と憤る。

 日航は06年9月に関西―ロサンゼルス便を運休、すでに関空発着の北米路線から撤退している。

 全日空が運休を検討しているのは関西―グアム便。07年度の利用率は77%と悪くはないが、「収益性や機体のやりくりなど総合して判断する」(全日空の広報担当者)という。

 大阪府の担当者は「航空会社から何の説明もない。情報収集し、減便がないよう申し入れたい」と話している。(加藤裕則)

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内