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橋下知事「大阪(伊丹)空港は廃止含め検討」

2008年7月31日

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 大阪府の橋下徹知事は31日、航空各社が燃料高騰で関西空港発着路線の減便・運休方針を打ち出している問題で、大阪(伊丹)、関西、神戸の3空港について「今のままではダメということは明らか。伊丹空港の廃止も含めて9月から府庁で検討する」と表明した。大阪空港は国が設置・管理しており府に廃止権限はないが、地元知事の発言に波紋が広がっている。

 関空整備事業に関する予算要望のため、関西国際空港会社の村山敦社長らと上京し、報道陣の質問に答えた。

 橋下知事は都心から遠い関空の利用率が低迷していることを踏まえ、「民間航空会社に『お願いします』と言っても、利用しにくい空港では無責任」と指摘。「3空港を一体運用するか、伊丹を廃止するか、関空にシフトするか、きちんと方向付けをしなければならない。(地元の)国会議員や市長は反発すると思うが、伊丹の廃止も含めて検討していく」と明言した。

 関西空港を巡っては、燃料価格の高騰による経営悪化を理由に、日本航空と全日空が国内線と国際線の秋以降の減便や運休を府に伝えた。

 橋下知事はこの日、全日空本社で山元峯生社長に会って減便を再考するよう求めたが、「このままでは当社の屋台骨も揺るがしかねない」(山元社長)として不調に終わった。日本航空も同様の対応だった。

 大阪空港は大阪、兵庫両府県にまたがっており、橋下知事の発言に兵庫県の井戸敏三知事は「関西を沈没させる発想」と猛反発している。

 60年代以降、大阪空港は騒音問題が深刻化。廃止を前提に関空の建設が進められたが、地元の強い要望を受け、90年に一転して国と地元自治体が存続協定を結んだ。都心部に近く便利なことから、搭乗率は関空に比べて高い。

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