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京阪中之島線開業 大阪の都心、東西の動脈に

2008年10月19日

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写真乗客を乗せて中之島駅を出発する一番列車=19日午前5時13分、大阪市北区、南部泰博撮影地図
※地図をクリックすると拡大します

 大阪の都心を東西に貫く京阪電気鉄道中之島線が19日、開業した。88年に構想が明らかになってから20年。南北の軸を中心に発展してきた大阪だが、新線開業で人の流れが変わり、都心が拡大する効果が期待されている。

 大阪側の終点、中之島駅では一番列車に乗ろうと鉄道ファン数十人が列を作った。18日午前1時から約28時間並んだという先頭の神奈川県相模原市の会社員長峰秀一さん(30)は「新線で大阪がどう変わっていくのかが楽しみです」。午前5時12分、京都・出町柳行きの始発列車が出発。車内は鉄道ファンらで満員となり、ホームでは関係者らが拍手で見送った。

 始発を見送った京阪の佐藤茂雄最高経営責任者は「電車が動き出す瞬間に20年分の重みを感じた。経営が厳しい時期に着工したこともあり不安もあったが、無事ここにたどり着いてほっとしている」と話した。

 中之島線は、京阪天満橋駅から分岐して大阪国際会議場などがある中之島駅までを地下でつなぐ2・9キロ。地下鉄御堂筋線、四つ橋線、堺筋線と交わる。途中には中央公会堂など歴史的な西洋建築が並ぶ「なにわ橋」、大阪市役所前の「大江橋」、市営地下鉄肥後橋駅と直結する「渡辺橋」の3駅がある。工事期間は5年半、総事業費は約1500億円。

 中之島周辺では新線開業を見越し、今年5月に朝日放送本社や商業施設などが入る「ほたるまち」が開業。大規模オフィスビルやホテル、高層マンションの建設計画も相次いでおり、経済効果は1兆2500億円以上と見込む調査もある。

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