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ビジネス街の変貌への仕掛け様々 京阪電鉄中之島線開業(1/2ページ)

2008年10月20日

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写真トークショーで、駅ナカの哲学カフェ開設について語る平田オリザさん(中央)=19日午後、大阪市北区の京阪なにわ橋駅

 19日に開業した京阪電鉄中之島線は、大阪市のビジネス街・中之島と京都を直結する。新たな人の流れと街のにぎわいを目指して、「駅ナカ」に文化発信拠点を設けたり、「島」の魅力を情報誌で伝えたりと、中之島変貌(へんぼう)への仕掛けは様々だ。商機拡大の期待も膨らむ。

     ◇

 大阪大は、中之島線沿線に中之島キャンパス(大阪市北区)を持つ。新線開業に伴い、中之島からの文化発信力を高める仕掛けを練っていた。そのチームに加わった劇作家で、コミュニケーションデザインセンター教授の平田オリザさん(45)は「人が集まる駅の中で哲学カフェを開けば」と提案、プロジェクトが動き始めた。

 哲学カフェはフランス・パリで始まった。初対面の人たちが政治や社会について、その場で議論のテーマを決め、飲み物を片手に語り合う。

 帰宅途中のビジネスマンらがぶらりと寄れるように、カフェの場所は証券街・北浜に近い中之島線「なにわ橋」駅に。地下1階コンコース(約440平方メートル)を「アートエリアB1」と名付け、平日夕方からの約2時間、大阪大教授らが司会を務め、哲学や科学、アート、減災などについて議論する。

 無料で、30人ほどを想定。京阪の主要駅にチラシを置き、参加を呼びかける。第1回は20日午後7時から。「カフェのあり方」そのものがテーマだ。ダンスパフォーマンスや講演会、ギャラリーとしての利用も予定している。

 開業日の19日、平田さんらが皮切りのトークショーを開いた。約300人を前に、平田さんは「業種や年齢層を超えた交流の場になれば」と語った。

     ◇

 「出た!ワシらの島が動き出す」。表紙にこんな文字が躍った無料情報誌(変型B5判、24ページ)が8月、京阪の主要駅や周辺の飲食店に置かれると、あっという間に無くなった。川に挟まれた中之島のグルメやファッションだけでなく、歴史や文化も紹介する「月刊島民」。創刊の8月号は中之島ゆかりの「島民」を紹介した。

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