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紅葉シーズンはいつ? 地球温暖化の影響?で遅れ(1/2ページ)

2008年10月25日

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 もうすぐ10月が終わるのに、紅葉のシーズンがまだ訪れない。関西ではかつて10月下旬から紅葉狩りが始まっていたが、現在では多くの名所で11月に入ってから。遅れの原因は地球温暖化らしい。

 毎年約2千本の木々が色づく京都府立植物園(京都市左京区)のホームページには、今年の見頃は11月中旬〜12月初旬とある。「ひと昔前は、もう少し早かったんですけどね」と小倉研二・樹木係長。

 色づきは最低気温が8度以下になると始まる。葉緑素が分解されたうえ、アントシアンという赤い色素ができる。4度以下になると、この色素の生成がさらに活発になる。

 気温が高いままだと紅葉が遅れ、そのうち寒さが本格化するとしっかり色づかないまま落葉してしまうこともある。

 京都市の10月の平均最低気温(24日まで)は15.2度で、平年より1.2度高い。京都地方気象台が紅葉の標本木にしているイロハカエデとイチョウも、今のところ色づき始めていない。

 気象庁によると、10〜11月の関西の気温は平年並みか高くなりそうで、紅葉の時期は最近の傾向よりさらに遅れるかもしれないという。

 紅葉名所の関係者の多くは10年ほど前から色づきが遅くなったと感じており、「地球温暖化が原因か」とみる。気象庁のデータからもそれがうかがえる。

 統計を取り始めた1898年以降、日本の年平均気温は1.1度も上昇。1990年代に入ってからは、93年と96年を除いてすべて平年値を上回った。1953年からは植物の生育と気温の相関関係を調べていて、カエデの紅葉はこの50年間で15日以上遅くなっているという。

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