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阪急が西宮―嵐山間直通列車 特急乗り継ぎの方が早い?

2008年11月12日

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地図   写真1952年ごろまで運行されていた「神戸京都直通特急」=阪急電鉄提供

 阪神間から、紅葉シーズンの京都・嵐山へ乗り換えなしでどうぞ――。阪急電鉄が大阪万博以来38年ぶりに、神戸、京都両線を直通運転する臨時列車を走らせる。特急を乗り継ぐより時間はかかり、一大ターミナルの梅田を素通りする変則運行だが、乗客の評判やいかに?

 同社によると、臨時列車は17日から5日間、西宮北口―嵐山間を1日1往復運行される。6両編成で、行きは西宮北口を午前10時20分に出発。十三までの各駅と桂からの全駅に停車し、嵐山に同11時33分に到着する。帰りは午後3時51分嵐山発、同5時17分西宮北口着となる。兵庫県西宮、尼崎両市の沿線住民が、十三や桂で乗り換えなくても、日帰りで紅葉の嵐山観光を楽しめるという設定だ。

 ところが、この臨時列車のルートが一風変わっている。神戸線・西宮北口を出た列車は、京都線と交わる十三では嵐山に向かわず、いったんターミナルの梅田まで進んだ後に折り返して京都線に入る。梅田ではドアを開けず、その後の十三も通過するという。

 両線とも特急を利用し、十三で乗り換えた場合より、所要時間は15〜30分程度長くかかるが、同社は需要はあると見込む。

 同社は1949年から52年ごろまで、神戸(現・三宮)―京都(現・大宮)間に「神戸京都直通特急」を運行。68年ごろまで京都線方面から宝塚行き「歌劇号」、大阪万博が開催された70年には、神戸線方面から京都線経由で千里線の臨時駅に向かう「万博直通列車」もあった。いずれも十三駅で折り返す経路だったが、現在は駅構内の工事で待避線が使えないため、今回のルートとなったという。来年以降の臨時直通列車について、同社は「今年の利用状況を見て検討する」という。(吉野太一郎)

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