現在位置:
  1. asahi.com
  2. 関西
  3. 関西の交通・旅
  4. 交通・旅ニュース
  5. 記事

国際電車落書き団、列島縦断13件 「有名になりたい」(2/2ページ)

2008年11月14日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真ダリボラ・スピシアク被告らが落書きしたとされる大阪市営地下鉄新大阪駅の車両=同市提供
※写真をクリックすると拡大します 表   
※表をクリックすると拡大します

     ◇

 スピシアク被告らが描いたとされる落書きは、ニューヨークから80年代に世界に広がったストリートアートの一種「グラフィティ」と呼ばれ、「クルー」と言われる集団で描かれることが多い。

 武蔵工業大学の小林茂雄准教授(環境心理学)によると、ニューヨークやロンドンでは数百のクルーがあると言われる。クルーの一部は各国を渡り歩く「国際落書き団」になっているという。

 日本への出入りはこれまでにも確認されており、今年6月、成田空港に着いた豪州人男性4人のクルーを東京入国管理局が上陸禁止にする事態もあった。4人は入管に対し「日本は警備が緩く、やりやすい」と話したという。

 クルーは国内にも100組前後あると言われている。大阪市では07年ごろ、ミナミのアメリカ村などで「SANTA」と描く落書きが100件以上確認された。うち11件について、今年6月、住所不定の無職の男(25)が有罪判決を受けた。「気分が晴れるから」などと述べたという。

 判決などによると、男は中学時代、雑誌などでグラフィティを知り、18歳の頃から深夜や早朝に落書きするようになった。06年ごろからは中学時代の後輩(22)=有罪判決=らも加わったとされる。

 一方、被害を受けたアメリカ村では住民らが週2回街を見回り、見つけた落書きをすべて消している。西心斎橋商店街事業協同組合の川崎雄司理事長(62)は「落書きがあると、この街はなにをやってもええとこやという感覚が芽生え、治安の悪化を招く」と話している。

前ページ

  1. 1
  2. 2

次ページ

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内