愛称が決まった山陽・九州新幹線の新型車両
11年春の九州新幹線の全線開業時から新大阪―鹿児島中央間で直通運転を始める新型車両の愛称が「さくら」と決まった。共同開発したJR西日本とJR九州が26日発表した。
さくらは1編成8両で、新大阪―鹿児島中央間(約900キロ)を約4時間で結ぶ。陶磁器を思わせる白藍(しろあい)色の車体で、内装には木材を使うなど「和」がテーマ。両社は選考理由について「『日本的なもてなし』という車両コンセプトにふさわしい」としている。
一般公募された愛称には16万8951通の応募があり、さくらはトップの7927通あった。以下、多い順に「はやぶさ」「はやと」「さつま」だった。「さくら」は、かつて東京―長崎間などを走った寝台特急の愛称としても知られる。
新型車両は昨年9月に完成。山あいの急な坂が多い九州区間を走るために全車両にモーターが付いており、最速は時速約300キロ。現在、山陽新幹線の新山口―博多間で試験走行が行われている。