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京阪、テレビカー廃止へ ワンセグ普及で「役目終えた」

2009年3月25日

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写真テレビカーの内部。車両の端に液晶テレビが取り付けられている=京阪電鉄提供写真通称「テレビカー」と呼ばれる京阪電鉄の8000系特急車両=同社提供

 京阪電気鉄道は24日、テレビがみられる特急車両「テレビカー」から、11年までにテレビをすべて取り外すと発表した。かつてはプロ野球や大相撲の中継に立ち見が出るほど人気だったが、「ワンセグ放送を受信できる携帯電話などに押されて利用者が減っており、役目を終えたと判断した」(上田成之助社長)という。

 テレビカーは54年に登場。導入以来、沿線に本社がある松下電器産業(現パナソニック)製のブラウン管テレビが取り付けられていたが、現在は特急用「8000系」車両に三菱電機製の32型液晶テレビを取り付けている。地下を走る淀屋橋―天満橋、七条―出町柳間でも地中にアンテナ線を張って受信できるようにしており、沿線住民だけでなく、京阪の象徴的な存在として全国の鉄道ファンに人気があった。

 ただ、テレビ自体が珍しかった導入当時とは違い、携帯電話などでテレビが見られるようになったため、数年前から廃止を検討してきた。昨年開業した中之島線には地中でテレビ放送を受信できる設備を取り付けなかった。

 「テレビカー」廃止にあわせ、13億2千万円を投資して8000系10編成を全面改装する。黒と赤を基調にした内装にし、座席交換やつり革の設置、車いすスペースの新設などを予定している。

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