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新大阪―放出間、開業は19年春 JRおおさか東線

2009年6月25日

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 大阪府東部を南北に走るJRおおさか東線(新大阪―久宝寺、約20キロ)で、未開通の新大阪―放出(はなてん)間(約11キロ)の開業が予定より7年遅れ、19年春の見通しとなった。大阪府やJR西日本などが出資する整備主体の第三セクター「大阪外環状鉄道」が25日、計画変更を国土交通省に届け出た。同線は全線開業すれば、奈良―新大阪間が1本のレールで結ばれる。

 同社によると、新大阪駅手前約1キロの予定地が、マンション建設地となっていて用地買収が難航。また、一帯は京都線など計8本の線路が走っており、計画通りに上下2本の線路を増やせば、踏切の遮断時間が長くなりすぎることもあり、乗り入れ方法の変更を検討していた。

 その結果、ルートを一部変えて高架化し、同駅を通る梅田貨物線に乗り入れる形に切り替えた。この交渉に時間がかかり、未開通区間全体の用地買収(約1900平方メートル)は現在、約3%しか進んでいない。着工は当初06年度を予定していたが、現在も未着工となっている。未開通区間の総工費は約650億円と試算しているが、同社は「工期が延びることで増える可能性がある」としている。

 おおさか東線の放出―久宝寺間(約9キロ)は99年に着工し、08年3月に部分開業した。総工費は約550億円。朝夕のラッシュ時は現在、大和路線や東西線などを経由し、奈良と尼崎を1日4往復する「直通快速」が走っている。おおさか東線の全線開業後、奈良―新大阪間で直通電車が走るかどうかは決まっていない。

 全線開業の延期について、大阪外環状鉄道は「地域の方たちの期待に添えなくて申し訳ない。一日も早い開業に全力を尽くしたい」と話している。(青田貴光)

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