現在位置:
  1. asahi.com
  2. 関西
  3. 関西の交通・旅
  4. 交通・旅ニュース
  5. 記事

三重県熊野沖でフェリー傾く 全員救助、乗客1人けが

2009年11月13日

印刷

ソーシャルブックマーク このエントリをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真救命ボートから海上保安庁の警備救難艇で救助される乗組員ら=13日午前10時3分、三重県熊野市沖の熊野灘、本社ヘリから、飯塚晋一撮影写真船体が大きく傾いたフェリー「ありあけ」で救助を待つ乗組員=13日午前9時17分、三重県熊野市沖、本社ヘリから、飯塚晋一撮影写真船体が大きく傾いたフェリー「ありあけ」。甲板で救助を待つ乗組員の姿が見える=13日午前9時20分、三重県熊野市沖、本社ヘリから、飯塚晋一撮影写真悪天候の中、船体が大きく傾いたフェリー「ありあけ」=13日午前9時14分、三重県熊野市沖、本社ヘリから、飯塚晋一撮影

 13日午前5時20分ごろ、東京から鹿児島・志布志港に向かうフェリー「ありあけ」(7910トン、松元浩人船長)から、三重県熊野市沖南方約40キロで「船体が急激に傾斜しているので救助してほしい」と118番通報があった。海上保安庁のヘリコプターや巡視船で乗客7人と乗員21人の全員を救助した。乗客のうち東京都調布市の男性(70)が頭を打ったほか、乗組員(42)も軽いけがをした。

 尾鷲海上保安部などによると、漂流した船は同日午前10時半までに、熊野市沖約200メートルの浅瀬で座礁し、右に横転したという。周辺では燃料の油が流出している。

 同海保や運航する「マルエーフェリー」(鹿児島県奄美市)によると、船は午前5時前、約4メートルの横波を受けて一気に22度傾いた。船体を回復するため、最低限の運航要員7人で運航を続けたが、徐々に傾きが大きくなった。トラックや乗用車など38台、車台44両、コンテナ約150個を含む積み荷計約3300トンが崩れて傾いたとみられる。最初に傾いた時、船は自動操舵(そうだ)中だったという。

 同船は12日午後5時に東京・有明埠頭(ふとう)を出港し、13日午後9時40分に志布志港に到着し、その後、奄美大島を経由し、14日午後7時に那覇に着く予定だった。有村和晃社長は「客船会社として大変申し訳ない。原因を究明し、安全基準を再構築しないといけない」と謝罪した。

 津地方気象台によると、三重県南部では12日午前から、波と風が強い状況が続いており、当時も強風、波浪注意報が出ていた。現場付近では、東または北東からの強い風が吹き、5メートルほどの波があるという。

PR情報
検索フォーム
キーワード:


朝日新聞購読のご案内