現在位置:
  1. asahi.com
  2. 関西
  3. 関西の交通・旅
  4. 交通・旅ニュース
  5. 記事

名物駅弁「八角弁当」、きょうから一部で販売再開(1/2ページ)

2011年2月15日

印刷印刷用画面を開く

Check

このエントリーをはてなブックマークに追加 Yahoo!ブックマークに登録 このエントリをdel.icio.usに登録 このエントリをlivedoorクリップに登録 このエントリをBuzzurlに登録

写真:調理担当の武田哲範さん(右)から八角弁当の入った袋を受け取る大西晃さん=大阪市淀川区拡大調理担当の武田哲範さん(右)から八角弁当の入った袋を受け取る大西晃さん=大阪市淀川区

写真:復活した八角弁当拡大復活した八角弁当

 35年親しまれた大阪名物の駅弁「八角弁当」が15日、復活した。製造元の弁当製造会社「水了軒」が10カ月前に破産。別の会社が元の工場を取得し、宅配での販売再開にこぎつけた。原動力は、元社員らの熱意とこだわりだった。

 午前10時過ぎ、新たな製造元の総菜製造販売会社「デリカスイト」の工場(大阪市淀川区)。兵庫県尼崎市の自営業、大西晃さん(53)が訪れ、「復活第1号」を受け取った。「八角弁当が無くなってショックだったが、この日を心待ちにしていた」

 後ろ姿を見送りながら、調理担当の従業員武田哲範さん(36)は「ずっと待っていてくれたんだな」と目を潤ませた。「もう一度、八角弁当を作りたい」と再就職先を辞め、デリカ社に移って半年。やっとこの日を迎えた。

 ぎっしり詰まった高野豆腐や昆布巻き、穴子鳴門巻きなどが売り物の弁当は、1975年発売。当時の社長が京都府八幡市の阿弥陀(あみだ)堂「八角堂」の形をヒントにした。大阪や新大阪、天王寺駅の売店などで最盛期は1日2千個を出荷した。歌手の中島みゆきさんもおかずの高野豆腐が好物という。しかし、不況下の低価格競争に勝てず、水了軒は昨年4月に破産した。

前ページ

  1. 1
  2. 2

次ページ

PR情報
検索フォーム


朝日新聞購読のご案内
新聞購読のご案内事業・サービス紹介