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スペイン人、観光なら奈良! 3人に1人が訪問(1/2ページ)

2011年2月16日

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写真:奈良公園でシカと戯れるスペイン人観光客ら=昨年11月、奈良市登大路町、岸上写す拡大奈良公園でシカと戯れるスペイン人観光客ら=昨年11月、奈良市登大路町、岸上写す

図:  

 来日したスペイン人の3人に1人が奈良県を訪れていることが、日本政府観光局(JNTO)の調査で分かった。中国や韓国、米国の人々と比べて、奈良への関心の高さがうかがわれる。スペイン人を引きつけるものは何か。

 県によると、2010年に奈良を訪れた外国人観光客は約65万人(推計)。韓国(18万3千人)、台湾(8万9千人)、米国(5万6千人)の順で、スペイン人は「その他」(14万1千人)に分類され、人数は不明だった。

 ところが、日本政府観光局が外国人旅行者に訪問先の都道府県を聞き取ったところ、奈良訪問率はスペイン人が32.8%でトップ。もっとも、スペイン人の中では、東京約88%、京都約70%、大阪約36%で、奈良は4番目。国ごとに訪問率に換算したら相対的にトップに立った格好だ。

 JR奈良駅近くのゲストハウス。会社の同僚4人と来日したボルハ・ボラーノさん(32)は「奈良には古い木造建築がある。明日は東大寺に行く。何と言っても世界遺産だからね」と話した。

 東大寺や興福寺、法隆寺などの世界遺産がある奈良。スペインもまた、古都・トレドの旧市街やサグラダ・ファミリア教会をはじめ、42件というイタリアに次ぐ世界2位の世界遺産を抱える。

 在京スペイン大使館は「スペイン人には芸術や文化を愛する土壌がある。歴史ある建築物や芸術がある奈良に引かれ、訪れる人が多いのは不思議ではない」(広報室)という。

 人気を後押しするのは、世界最大の旅行ガイドブック専門出版社「ロンリープラネット社」のガイドブックが「日本の最初の都として見逃せない」と奈良の魅力を伝えることもあるようだ。

 スペイン本国では今、ちょっとした日本ブーム。大使館によると、「ドラゴンボール」や「名探偵コナン」など日本アニメがテレビ放映され、村上春樹の小説や武道、「健康食」とされる日本食に関心が集まっているという。

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