▽キトラ古墳「玄武」壁画公開関連の行事が一段落し、あとは作文コンクールを残すのみとなったところで、今度は夏の国際平和シンポジウムに向けた準備が本格化…。貧乏ヒマ無しと言うべきか、なかなか息をつく間がありません。そのシンポですが、今年は8月4日(土)、広島市の広島国際会議場で開催します。北朝鮮の核問題などを背景に、唯一の被爆国である日本においてすら公然と核武装論が語られる最近の状況には、個人的には(長崎出身、広島勤務経験者だから、というわけではないと思いますが)非常に苦々しいものを感じています。13回目を数える今年のシンポでは、改めて被爆地の「原点」に立ち返って、核廃絶への道筋と日本の役割を探ってみたいと思います。どうぞご注目ください。ところで、うっかり「貧乏」と書いてしまいましたが、どういうわけか当事務局はお菓子類だけはいつも豊富です。みなさま、ぜひお気軽にお立ち寄りください。 (中村)
▽「モンスターペアレント」という言葉を最近、テレビや新聞、雑誌などでよく見かけます。朝日新聞紙上では「モンスター親」とも表記されますが、理不尽な要求やクレームにより学校現場を混乱させる親のことを指した造語のようです。個人的にはこの言葉自体、余り好きではないので、自分の記事では使わないようにしています。「子どものけんか相手を転校させろ」など、学校に寄せられる一部の親の言動は耳を疑うようなものばかりで、そうした無理難題を突きつけて何時間も教師らを拘束し、精神的に追いつめる存在はまさに恐怖の対象と言えます。だからといって「怪物」扱いするのは、学校と親との敵対関係を不必要に煽っている気がしてなりません。ある教育専門家は「対立するのではなく、互いに信頼し合う環境づくりが必要」と説きます。言葉が一人歩きして、少しでも学校運営に異を唱えたり、問題点を指摘して粘り強く改善を訴えたりする保護者が排除されるような風潮に結びつかないかと心配しています。 (石木)
▽晴れ渡る青空に入道雲の白が冷たく冴え、濃緑の山々が圧倒的な太陽に背を丸めて冷気を抱え込む夏、この季節の主役はごく小さな者達だなぁと思います。私の暮らす京都・修学院には、早朝から全身を打ちのめすモーニング(ス)コールの蝉時雨、帰り道には田んぼの水面を震わす蛙達の大合唱、夜から朝にやんわりと投げられた網のようにざわめくキンヒバリの「りりりり」やクビキリギスの「じーじー」など、いつも何かの声が耳に届きます。体いっぱいに叫んでいるだろう姿を思って足元を探しても、通勤の行き帰りに見つけられる幸運は一度もありませんが、なぜかその声の主の存在感に安堵します。いつも元気満々とはゆかない猛暑到来ですが、目に見えない安心感に支えてもらい、私もこの一夏を明るく乗り切ります。(中山)
会報8月号は休みます
会報8月号は、毎年夏に開催している平和シンポジウムの準備作業のため休みます。このため次号は9月号となります。次号の原稿は締め切りを8月20日とさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
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