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平取町立二風谷アイヌ文化博物館(北海道平取町)

2007年07月16日

「チプ」と呼ばれる丸木舟
アイヌの人々が海や川で漁をしたり、交通手段として使っていた「チプ」と呼ばれる丸木舟。木を切り倒して、ノミで削ってつくる。
男の人が頭にかぶる冠
祝い事がとり行われる時に、正装した男の人が頭にかぶる冠

 二風谷アイヌ文化博物館は、「アイヌ民族」の歴史や伝統的な生活文化について知ることのできる博物館。独特な文様が描かれた生活用具や工芸作品をはじめ、3000点以上もの貴重な品々が収蔵されています。

スポットデータ

復元されたアイヌ民族の住居

●平取町立二風谷アイヌ文化博物館

▼所在地 北海道平取町二風谷55

▼開館時間 9:00〜16:30

▼休館日 なし(11〜4月は要問い合わせ) 

▼入館料 大人:400円。小・中学生:150円

▼交通 日高自動車道、日高富川インターチェンジから国道237号を日高町方面へ車で約15分

▼駐車場 あり

平取町立二風谷アイヌ文化博物館のホームページ別ウインドウで開きます

▼お問い合わせ 01457−2−2892

しゃかぽんポイント

「アイヌ文様」の着物
木綿の布や糸でつくられた「アイヌ文様」の着物

●自然から生まれたデザイン「アイヌ文様」

 アイヌの人々が身につける衣服や生活用具などには、うずまきやカッコ形のような独特なデザインが描かれています。これは「アイヌ文様」と呼ばれ、一説では植物の形や動物の目など、自然界に存在する形をもとにデザインされ、魔除けとしての意味も込められているといわれています。文様を木製の道具などに彫刻するのは男性の、衣類の刺繍は女性の仕事。代々受け継がれてきた文様にアレンジを加えながら、芸術性を高めていきました。

先生教えて!

北海道には、今もアイヌの文化がいっぱい

Q.アイヌの人々は、いつごろから日本でくらしていたのですか?

A.北海道とその周辺には数万年前から人が住み始めたといわれていて、彼らの生活様式が徐々に変化してアイヌ文化がつくられたと考えられている。でも、大昔のアイヌ民族について書かれた資料は残されていないため、正確なことはわからないんだ。

Q.「マキリ」とか、「チプ」とか、モノの呼び名も独特ですよね。

A.アイヌ語は日本語とは大きく違う言葉なんだ。北海道の地名の多くはアイヌ語がもとになっている。例えば札幌はサッポロベッ(乾燥した大きい川)、稚内はヤムワッカナイ(冷たい水の流れる沢)、留萌はルルモッペ(静かなる川)など、それぞれ土地の特徴や地形を表した意味があるんだよ。

Q.お祈りをするための道具もたくさんありましたね。

A.アイヌ民族は、動物、草木、山、海、川、人間のつくった道具など、あらゆるものにカムイ(神・魂)が宿っていると考えていたんだ。日常生活に恵みを与えてくれるカムイに感謝するために、お祈りの儀式が行われていたんだよ。

もっと知ろう!

アイヌ民族の文化についてもっと知ろう!

●二風谷工芸センター

▼所在地 北海道平取町二風谷

▼電話番号 01457−2−3215

二風谷工芸センターのホームページ別ウインドウで開きます

▼アイヌ民族の木彫りや刺繍などを実習体験できる。

●アイヌ民族博物館

▼所在地 北海道白老町若草町2−3−4

▼電話番号 0144−82−3914

アイヌ民族博物館のホームページ別ウインドウで開きます

▼アイヌが生活していた集落を再現!

しゃかぽん14号・文 高見春明(グレアトーン)/撮影 江本秀幸(グレアトーン)

提供:週刊しゃかぽん

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