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2007年10月26日

残念なことだけど、日本にはいろいろな差別があります。部落差別、女性差別、民族差別、障害者差別…。それだけ、差別に苦しんでいる人がいるということ。悲しいですね。どうしてこんなふうになってしまったのでしょう? この博物館では、差別のことと、人が持つ権利のことを考えます。



●大阪人権博物館
▼所在地 大阪市浪速区浪速西3−6−36
▼開館時間 10:00〜17:00
▼休館日 月曜日(祝日はのぞく)、祝日の翌日、第4金曜日、年末年始
▼入館料 大人:250円、大学・高校生:150円、小・中学生以下:無料
▼交通 JR「芦原橋」駅下車、徒歩10分
▼お問い合わせ 06−6561−5891
知らないうちに差別してるかも
生活の中で何げなく話していることや、いいと思っていることも、別のだれかにとっては、イヤな思いをする言葉かもしれません。またそれは、新しい差別を生んでいるかもしれません。
どうして部落差別が生まれたの?
Q.革をあつかう仕事が差別されていたなんて、知らなかったです。
A.死んだ馬や牛の処理をする仕事が「けがれている」ということで、差別されていたんだ。でも戦国時代に入ると、よろいや馬具など、革を使った道具が重要になって、戦国大名たちは、それらが確実に手に入るようにしたいと考えた。
Q.それで、牛や馬の処理をする人たちの仕事が重要になったんですね。
A.戦のときに確実に革が手に入るように、彼らの暮らす場所を決めたり、ほかの人が革をあつかってはいけない、というふうにしたんだ。
Q.それ以来、その身分が決まってしまったんですか?
A.戦国時代は、まだ仕事をかえる人がいたんだが、その後、江戸時代に農民や町民などの身分制度が決まったとき、彼らの身分も固定されてしまったんだ。
Q.農民や町民に差別された身分ですね?
A.「えた」などと差別的な呼び方をされたんだ。着る服も、農民や町民とは違うものにしなくてはならなかったり、雨の日は破れたかさを使えなどのとりきめをされた地域もあるんだ。
Q.ええっ! 自分がそんなふうにされることを考えたら…ぼく、つらすぎます…。
A.そうだね。今は身分なんてないんだから、決してこんなことがあってはいけないね。
しゃかぽん31号・写真 太田未来子
提供:週刊しゃかぽん
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