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伯方塩業(はかたえんぎょう)大三島(おおみしま)工場(愛媛県今治市)

2007年12月07日

この山だけで、60〜70トンもあるんだって。このあと、ふるい機へ運んで、それから袋につめるんだ

 この写真、雪かきをしているわけじゃありません。白いのはぜーんぶ、塩。あの、しょっぱい塩なのです。ふだんはスプーンで量ったり、指でつまんでぱらぱらふりかけたりする塩が、こんな白い景色になっているなんて不思議な感じです。どんなふうにしてつくられているのでしょう?

スポットデータ

見学コース。世界各地の塩や塩づくりの歴史の資料も
メキシコやオーストラリアから輸入した粒の大きい塩を、工場の目の前の海から引いた海水に溶かす。これを煮つめて商品の塩にしていくんだ
機械で袋づめ。1分間に50袋ができあがる。 1袋が約1秒のスピード技だ

●伯方塩業 大三島工場

▼所在地 愛媛県今治市大三島町台32

▼受付時間 9:00〜15:30

▼休館日 年末年始、8月13〜17日、ほか

▼見学料 無料

▼交通 しまなみ海道大三島インターチェンジから約15分

▼駐車場 あり(無料)

▼お問い合わせ 0897・82・0660

しゃかぽんポイント

梅干しと漬物になくてはならない塩

 6月は梅干しづくりのシーズン。そして、12月は冬の野菜を使った漬物づくりのシーズンです。このとき、塩をたくさん使います。だから、この工場でつくった塩も1年のうちでいちばんよく売れる時期なのです。みんなの家でも、梅干しや漬物をつくっているかな?

先生教えて!

砂糖、しょうゆにもいろいろあるぞ!

Q.ぼく、梅干し大好きです! ああ! それから、おにぎりに、塩ラーメンも大好物です!

A.うむ。塩はいろんな料理に使われているね。調味料といえば、四国には、独自の砂糖やしょうゆもあるのを知っているかな?

Q.独自の?

A.徳島県と香川県でつくられている「和三盆糖」という砂糖は、粒が非常に細かくて、風味もあり、とってもおいしいんだ。上品な甘さだから、主に高級和菓子の材料として使われているぞ。

Q.わあ、これ(下)ですね! おいしそう。

A.それから、しょうゆは、大豆からつくられるものが一般的なんだが、香川県には、いかなごという魚を使ってつくる「いかなごしょうゆ」というのがある。魚からつくるしょうゆのことを「魚醤(ぎょしょう)」というんだ。

Q.魚醤は、香川県にしかないんですか?

A.石川県では、イカやイワシでつくる「いしる」、秋田県では、ハタハタでつくる「しょっつる」なんかもあるな。タイの調味料の「ナンプラー」やベトナムなどの「ニョクマム」も魚醤の一種だ。

Q.一口に砂糖やしょうゆといっても、そんなにいろんなものがあるんですね。

A.どんなふうに甘さが違うか、香りが違うか、しっかり味わうと、毎日のごはんやおやつも、うんとおいしく食べられるぞ。

しゃかぽん36号・写真 守口王仁

提供:週刊しゃかぽん

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