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2008年02月08日

東京・上野公園の森にたたずむ東京国立博物館は、明治時代の初めに日本で最初につくられた博物館です。本館、東洋館、平成館、法隆寺(ほうりゅうじ)宝物館、表慶(ひょうけい)館の5つの展示館には、国宝級の美術品がずらり。その迫力を自分の目で確かめよう!
●本館2階は、ぐるっとひとまわりすると、日本美術1万年の流れがわかるようになっています。ただし、ときどき展示をお休みする美術品もあるので、ホームページなどで確認してね。
■縄文時代:土偶(どぐう)は縄文時代の初めごろにつくられるようになり、後期に様々な形のものが出現するようになったと考えられています。大きなメガネをかけたような遮光器(しゃこうき)土偶は有名ですね。
■平安時代:この時代で有名なのが、動物を擬人(ぎじん)化して描かれた「鳥獣人物戯画巻(ちょうじゅうじんぶつぎがかん)」。甲、乙、丙、丁の4巻からなり、東京国立博物館に所蔵されているのは、甲巻の一部と考えられています。
■江戸時代:江戸時代の美術といえば、多色刷りの版画「錦絵(にしきえ)」が有名ですね。当時大人気だった写楽が歌舞伎役者を描いた大首絵(おおくびえ)シリーズは、必見!
■大正時代:大正時代に入ると、カンバス画が登場します。岸田劉生(りゅうせい)は、大正時代に異彩を放った画家といわれていて、「モナ・リザ」をヒントにしたという「麗子微笑(れいこびしょう)」という作品が有名です。




●東京国立博物館
▼所在地 東京都台東区上野公園13−9
▼開館時間 9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
▼休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は翌日)、12月28日〜1月1日。ただし、ゴールデンウイークとお盆期間中(8月13〜15日)は曜日にかかわらず開館
▼観覧料 (平常展)高校生以下と満70歳以上は無料、大学生400円、一般600円 ※特別展は別料金になります
▼交通 JR「上野」駅公園口または「鶯谷」駅下車徒歩10分、東京メトロ銀座線・日比谷線「上野」駅下車徒歩15分、東京メトロ千代田線「根津」駅下車徒歩15分、京成電鉄「京成上野」駅下車徒歩15分
▼駐車場 なし
▼お問い合わせ 03・5777・8600(ハローダイヤル)
「体験の間」をのぞいてみよう!
表慶館にある「体験の間」というコーナーでは、ほぼ毎日、展示品に関連するいろいろなワークショップが開かれています。その日に何をやってるかは、係の人に聞くか、博物館にいく前にホームページなどで確認してね。
動物園も博物館!?
Q.ここには、恐竜の骨とかはないんですか?
A.恐竜の骨格標本(こっかくひょうほん)などが置いてあるのは、おとなりの国立科学博物館。博物館にもいろいろあって、ここ東京国立博物館は、主に遺跡から出土した品々や日本の古い美術品や工芸品を中心に集めて展示したり、調査・研究を行ったりしているんだ。美術館に近い博物館といっていいかもしれないね。でも、つくられた当時は、生きてる動物が展示されていたこともあったんだよ。
Q.動物園みたいですね。
A.実は、美術館も動物園も博物館なんだ。
Q.えっ、どういうことですか?
A.実物やその模型などを勉強に役立つ資料として展示しているところは、広い意味で全部博物館というんだ。美術館も動物園も博物館の一種ってわけだね。
Q.ふ〜ん。
A.上野公園には動物園もあるし、国立科学博物館や国際子ども図書館など、たくさんの施設があって、公園全体が博物館みたいなもんだね。
しゃかぽん41号 文・秩父啓子 写真・横関一浩
提供:週刊しゃかぽん
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