ここから本文エリア
2008年03月14日

福島県の山の中に突然現れる宿場(しゅくば)町「大内宿」は、今も江戸時代の面影を残す貴重な町並みがそのまま保存されています。ここは、17世紀ごろにできた下野(しもつけ)街道という道の宿駅で、会津(あいづ)藩の大名行列も通った重要な町として栄えました。茅(かや)ぶきの屋根の家々が並び、まるでタイムスリップした気分が味わえるよ。




●大内宿
▼所在地 福島県下郷町大内山本
▼開場時間 通年
▼入場料 無料
▼交通 会津鉄道湯野上温泉駅からタクシーで15分
▼駐車場 あり(有料)
▼お問い合わせ 0241−69−1144(下郷町事業課産業振興班商工観光係)
町並み展示館にも寄ってみよう!
大内宿にある本陣を再現した博物館。本陣(ほんじん)とは、大名や公家が宿泊した建物のこと。ここには、会津藩の藩主が立ち寄ったという記録が残っています。殿様専用の玄関やお風呂、トイレが再現してあるほか、昔の生活の道具なども展示されているよ。
●大内宿町並み展示館
▼開館時間 9:00〜16:30
▼入館料 大人:250円、子ども:200円
宿場町ってどんなところだったの?
Q.宿場町はどんなふうにできてきたの?
A.街道沿いなどの人通りが多いところに宿ができて発展したんだ。古くは平安時代からあるんだよ。江戸時代に入って参勤交代(さんきんこうたい)の制度ができてからは、日本全国に街道がめぐらされて、格段に発達したんだ。17世紀ごろにできた大内宿は宿場町の中では新しいほうだね。
Q.どんなようすだったのですか?
A.武士や公家(くげ)が泊まる本陣、脇(わき)本陣のほかに、一般客用の旅籠(はたご=宿屋)、旅人が休憩をとるための茶屋が軒を並べたんだ。お金のない人のためには木賃宿(きちんやど)といって、食事のでない自炊の宿屋もあったよ。
Q.とってもにぎやかだったんでしょうね。
A.うん。商店や総菜(そうざい)屋もあったよ。宿場町の中の道は、街道にくらべて広くなっているんだけれど、きっとたくさんの人でにぎわったんだろうね。でも、明治時代になって鉄道ができると、宿場町は急速に衰退(すいたい)してしまったんだ。大内宿の町並みは本当に貴重だね。
しゃかぽん47号
提供:週刊しゃかぽん
テレビのニュースを見て、どうしてだろうと思うことはありませんか?「週刊しゃかぽん」は、日本の歴史から現代の世界まで、5つのコーナーをキャラクターが案内していく子ども向け週刊誌です。楽しくページをめくるうちに、自然に社会科の知識が身につきます。