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8月18日付のおすすめ図書

2007年08月28日

<低学年から>「カバローの大きな口」

(作 戸田和代、絵 荒井良二)

 「カバローの口はでっかいぞ。でっかいからひみつがしまっておけない」。こんな悪口を聞いてショックを受けたカバローは、しゃべりすぎないようにいろいろな方法を試すことにします。おやつをぽいぽいほおばったり、お出かけしないようにしたり、耳をおさえて聞かないようにしたり。でも、ひさしぶりに友だちに会って、カバローの口から出たものは何だったでしょうか。

(ポプラ社、1050円)

<中学年から>「ぼくたちは、いつまでも」

(作 関谷ただし、絵 ヒロミチイト)

 でぶっちょブッチーはドッジボールが苦手。ボールを当てられて見学していると、車いすの神山くんに言われた。「にげてばっかりだね」。カチンときたところにさらに「みんなからバカにされたり、いじわるされていると思ってるだろ?」。でも、続けて神山くんの口からもれたのは意外な一言「いいな……」。そんな2人が、となりの席になった。神山くんは、筋肉がちぢんで力がなくなっていく病気だという。

(草炎社、1155円)

<高学年から>「緑の模様画」

(著 高楼方子)

 中学校入学をひかえた春休み、まゆ子、テト、アミの3人は出会った。「アミちゃん、わたしが持っている『小公女』のさし絵にそっくりなの」「その本見せて」「あたしも見たい」。あっという間に仲良くなった3人。でも、いっしょに出歩くたびに不思議な青年に会うことに。遊園地で、花屋で、確かに同じ「あの人」に見えるのだけど……。そしてもう1人、たびたびすれちがう白髪のニガムシカミツブシジイサン。海の見える坂の街で、時をこえて『小公女』がつなぐものは。

(福音館書店、1680円)

提供:朝日学生新聞社

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