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2007年09月17日
(作・絵 長谷川義史)
ぼくがラーメンを食べているとき、すぐ近くで、すごく遠くで、いったいどんなことが起きているのでしょうか。となりのみっちゃんはテレビのチャンネルをかえ、となりのとなりのたいちゃんはトイレの水洗ボタンを押し、そのまたとなりの……。お話は、となりの町、となりの国の子どもたちのようすにつながっていきます。あなたがこの本を読むとき、どんなことが起きているでしょうか。
(教育画劇、1365円)
(作 杉山亮、絵 カサハラテツロー)
本が好きなわけでもないのに、図書委員に選ばれた「読」という名の男の子。ある日、内閣秘密図書調査室の男に呼び出され、秘密図書委員になってくれといわれる。任務は、本の登場人物の不平不満を聞き、相談に乗ること。実は読の父さんも秘密図書委員で、活動中に本の世界で行方不明になっているのだという。最初の仕事は「うさぎとかめ」のお話。「もう1回競走させろ」とゴネるうさぎをなだめるはずだったが……。
(学習研究社、1050円)
(著 朝比奈蓉子)
大きくなったミドリガメを放す池をほろうと、空き家にしのびこんだタモツとユウイチ。ところが数日後、この家に認知症のおばあさんと娘のなつみさんがもどってきた。タモツのことを亡くなった息子と思いこむおばあさん。おばあさんをみてくれる人がほしかったなつみさん。カメのすみ家を失いたくないユウイチ。タモツとユウイチは結局、夏休みの間、この家に通うことに。その中で、家族の歴史が明らかになっていく。
(偕成社、1260円)
提供:朝日学生新聞社