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2007年11月12日
(作 ローラ・ユンクヴィスト、訳 ふしみみさを)
線をたどって、町へ海へ、空へ森へと旅をする絵本です。おどろくのは、すべての絵が1本の線でつながった「一筆がき」だということ。表紙の題名に始まり、のっぽの建物も、人々の表情も、海の魚も森の動物たちも、裏表紙のおわりの文字まで続いているのです。ページをめくりながら、指で線をなぞらないではいられないかもしれません。
(講談社、1575円)
(作・絵 矢玉四郎)
「アハハエンの招待券だ。則安、行ってくれば」。父さんにもらった券で、ぼくはお客さんが少なくてつぶれかけている遊園地に、人助けだと思って出かけた。アハハエンではアハハと笑うと草も牛も育つ。そのためには、ぐにゃぐにゃえんぴつでおもしろい詩を書かなくてはならない。詩は自動的におしばいになって上演される。おしばいがおもしろいと、みんながアハハと笑えるしくみだ。ぼくも詩を書いてみた。こんなのでいいのかなと思いながら。
(岩崎書店、1260円)
提供:朝日学生新聞社