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2008年03月10日
(作 よこたみのる)
小さいころから、鼻をいじるくせのあった王さま、あまりにいじりすぎて鼻がのびるようになってしまいました。どれくらいのびるかというと、ロープのかわりになるくらい! 王さまは、この鼻を使って高い高いお城の窓からぬけ出します。ぬけ出した先は花畑。長い鼻は、花畑のチョウにも人気です。色使いのきれいな楽しい絵本です。
(理論社、1575円)
(作 松岡義和)
鬼の研究家が、みずからかきおろしたイラストとともに、鬼のあれこれを紹介します。節分、お盆、各地のお祭りなど鬼の登場する機会、鬼の製鉄や食事、鬼火、鬼皮、鬼才など「鬼」のつく言葉の意味。鬼はなぜトラ柄のパンツをはいているのか、鬼はどんなところにすんでいるのかも解説されています。
(今人舎、1995円)
(著 久保田香里、絵 飯野和好)
737年夏、平城京の市で石を売る少年・千広がいた。「霊験あらたかな石だよ。疫病も寄りつかないよ」。流行病に母をうばわれ、父は遣唐使として海を渡ったまま帰ってこない。小さいころは字を学んだこともあったものの、いまはにせの護符を売って日々を送るのに精いっぱいだ。そんな千広の石をにせと知りながら「氷石みたい」と、ほしがる少女・宿奈。宿奈のまっすぐなまなざしが、千広の心を変えていく。
(くもん出版、1575円)
提供:朝日学生新聞社