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書画、陶芸、漆芸など諸芸術に通じた万能のアートディレクター光悦の作品には、含蓄に富んだ人間性が投影されている。一方長次郎は、日本におけるデザイナーの始源ともいうべき千利休の指導のもとで作陶、楽焼の祖となった。無作為を作為した侘び茶の美意識を、茶陶のなかに完璧に表現。茶の湯が大成をみた安土桃山時代に現れた巨匠光悦と名匠長次郎により、新たな工芸史の可能性が示された。
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黒楽茶碗 銘時雨(重要文化財) 本阿弥光悦 1口 江戸時代・17世紀 名古屋市博物館蔵
黒楽茶碗 銘俊寛(重要文化財) 長次郎 1口 安土桃山時代・16世紀 東京・三井記念美術館蔵