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「ばんえい競馬」再始動、ファン歓声

2007年05月03日

 経営不振による廃止の危機から、ソフトバンク(SB)グループの支援で存続が決まった伝統の「ばんえい競馬」が4月27日、北海道帯広市の帯広競馬場で開幕し、「新生ばんえい」へ再スタートを切った。

写真多くのファンが見守る中、ばんえい競馬が開幕した

 競馬場には午前9時40分の開門までに、朝早くから詰めかけた約100人のファンが列をつくった。入場口では、騎手、調教師、市職員ら約30人が出迎え、「よろしくお願いします」と呼びかけた。

 午前11時前、砂川敏文市長が「ばんえい唯一の地として発展していきます」と開幕宣言した。最大640キロの鉄ソリを引く輓馬(ばんば)10頭がゲートを飛び出し、第1レースがスタート。ゴールまで間近にレースを観戦できるエキサイトゾーンやスタンドのファンから一斉に「それ行け」などの声が飛んだ。

 競馬場には親子連れや若いカップルの姿も見られた。札幌市東区から観戦に来た石川真紀さん(31)は「建物内の壁などが塗り替えられ明るい雰囲気に変わった。以前はたばこの煙が立ちこめていたが、喫煙室が出来て分煙され、ほっとしている」と話していた。

 初日(11レース)の馬券売上額は7477万円(昨年度は12レースで9429万円)、入場者1851人(同1449人)。オッズパーク・ばんえい・マネジメントの藤井宏明社長は「売上高は予算を上回った。(土曜開催だった昨年度より)入場者も増え、ネット売上率も伸びており、力強い数字が出たと判断している」と語った。

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