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73歳、てくてく日本1周 1万2600キロを8年で

2008年06月08日

 定年退職後、一念発起してウオーキングを始めた愛知県一宮市萩原町の岩山正さん(73)が3日、計約1万2600キロの日本一周を成し遂げ、同市の真清田神社前にゴールした。8年がかり、324日かけての達成に「初めは完歩できるとは思わなかったが、やろうと思えばできる。みなさんも挑戦してください」と元気な表情を見せた。(梶田正)

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ウオーキング仲間から花束を受ける岩山正さん

 岩山さんは以前、草野球をやっていた。歩き始めたのは、名古屋市内のクリーニング会社を退職し、3年ほどたった時。リヤカーで日本を一周した人を知ったのがきっかけだった。歩くことに興味を持ち、三重県の伊勢神宮や岐阜県下呂市までのウオーキングに挑戦するなど、訓練を重ねた。体力がつき、65歳の時に「千キロを10年かければできるのでは」と思い、日本一周を計画した。

 出発は00年5月。自宅から三重県四日市市までの約43キロを1日かけて歩いた。出発前に地図で距離を調べ、日程を綿密に計算した。1日平均約40キロ。紀伊半島から瀬戸内海、山陰を回り、日本海側を北上。北海道は05、06年の2回に分け、計61日間で回り、九州一周も、61日間で一気に2274キロを完歩した。

 季節のいい春と秋を選んで歩いた。宿泊はあらかじめ旅館や民宿などを予約した。靴ずれに悩まされ、途中で風邪をひき、台風に遭遇したこともあったが、「津軽半島の海岸など沿線の景色がすばらしく、疲れを感じなかった」。

 最終日の3日は、弥富市の近鉄弥富駅を、一宮友歩会のウオーキング仲間と出発。約25キロを歩き、午後3時すぎに真清田神社前に到着した。仲間の歓迎を受けた岩山さんは、疲れた様子も見せず「明日も20キロほど歩き、14日からは北海道のウオーキング大会に出場する予定」と話した。

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