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未来のクルマ、試作品21点紹介 創業百年のダイハツ

2007年06月04日

 自動車メーカー・ダイハツ工業のアイデアコンテスト祭が3日、池田市の本社工場で開かれ、社員らが独創的なアイデアを競った。ロボットのロバが車体を引く「ろばのパン屋」や伸縮可能で全幅60センチの「薄い車」、車体を着せ替えられる車など、21点の試作品が紹介された。大賞には、童話「ピーターパン」に登場する海賊船の装飾を施した「ネバーランド号」が選ばれた。

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大賞を受賞したネバーランド号。油圧ピストンで船が揺れ、電動でオールも動く=池田市のダイハツ工業本社で

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球体の中で運転する「ホールイン1WD」

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「無人力車」は無人のままリモコン操作で動いていた

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ロボットのロバが車体を引く「ろばのパン屋」

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ダイハツにちなんだ「D」形の車。ハンドルが着脱可能で、リモコンになる

 コンテスト祭は20年前から始まった。今年は同社が創業100年を迎えたことを記念し、「100年の『あゆみ』と未来への『夢』合体」をテーマに募ったところ、職場や関連会社から計2443件の応募があったという。

 試作品では未来の車をイメージし、自動車開発の技術を駆使した作品が目立った。発案者らのグループが試作品をステージで運転すると、観客から大きな拍手と歓声が上がった。

 金賞を受賞した「スーパーフリーダム」は前輪同様に後輪もハンドルによる操作が可能で、カニのような横走りやスピンターンを披露した。銀賞の「ホールイン1WD」は直径2メートルの球体の中に入って運転する仕組み。銅賞の「無人力車」は直径2メートルの二つの車輪をモーターで動かすもので、自由自在に駆け抜けていた。

 大賞を受賞した「ネバーランド号」を考案した川北将(まさる)さんは「展示中に子どもたちに楽しんでもらえるものにしようと考え、職場の50人近くに協力してもらった。4歳と1歳の自分の子どもにも喜んでもらえたのがうれしい」と話していた。

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