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「はだしのゲン」初のTVドラマ化 福山でロケ

2007年06月17日

 広島で被爆した漫画家、中沢啓治さん(68)の自伝的作品「はだしのゲン」が今夏、初めてテレビドラマとして放映(フジテレビ制作)される。福山市のみろくの里で15日、ロケが始まった。広島市の平和記念公園など県内での撮影は20日ごろまで予定されている。

写真「みろくの里」で始まったテレビドラマ「はだしのゲン」のロケ=広島県福山市内で

 15日午前には、再現された原爆投下前の広島の街を、中岡元(げん)を演じる小林廉君、父親役の中井貴一さん、弟役の今井悠貴君の3人が、リヤカーをひきながら仲むつまじく歩くシーンを撮影。空襲警報が鳴り、逃げまどう直前の場面で、何度もリハーサルを重ねて仕上げていた。

 プロデューサーの増本淳さん(31)は「(ゲンの一家が体験した)つらくて大変な思いは、当時はどの家族にも起こりえた。戦争を身近なものとしてとらえ、家族みんなで考えるきっかけになれば」と話した。

 中井さんは「一番弱いものが一番傷つくというのがこの作品の最も強いメッセージだと思う。今、もっと真剣に戦争を考えるべき時期かもしれません」とのコメントを寄せた。

 ほかの出演者は、石田ゆり子さん、中尾明慶さんら。番組は8月10、11日午後9時から、フジテレビ系列のテレビ新広島で放送される。

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