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手塚治虫、原画の秘密公開へ

2007年07月06日

 手塚治虫の原画に残された描き直しの跡や、ボツになった原画を通じて手塚の漫画への熱意を紹介する企画展「手塚治虫 原画の秘密展」が7月12日から、兵庫県宝塚市武庫川町の市立手塚治虫記念館で始まる。常にベストな漫画を読者に届けようと、膨大な仕事量と精密さを両立させた手塚の熱意を展示で再現するという。

写真原稿を執筆中の手塚治虫。企画展では手塚の作業机も再現される=手塚プロダクション提供

 手塚が生涯に描いた原稿は約15万枚で、原稿に修正や描き直しが多かった。雑誌連載された漫画が単行本になる際にも、「少しずつ読む雑誌と一気に読む単行本は違う」と大幅な加筆修正を加えることでも知られた。

 企画展は06年9月に発行された「手塚治虫 原画の秘密」(手塚プロダクション編、新潮社)を参考に、元の絵の上に紙を張って修正した跡が透けて見える原稿などの原画約30枚、ボツ原稿や手塚がアイデアを記したメモなど10点などを通じ、着想から制作、修正を繰り返して完成度を高めていく様を紹介する。また、手塚の仕事机を再現し、ベレー帽をかぶって記念撮影ができるコーナーも設ける。

 10月30日まで。毎週水曜休館(8月は無休)。入館料は一般500円、中高生300円、小学生100円。問い合わせは同館(0797・81・2970)。

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