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規格外のミニトマト、ケチャップ、ジュースに

2007年08月11日

 規格外で市場に出荷できないミニトマトを原料にしたケチャップとジュースの製造が、鳥取県琴浦町の主婦の手で今年も始まった。販売開始から10年。昨年はケチャップ約5000本、ジュース約4000本を出荷するまでになった。主婦の「もったいない」から始まった手作り品が、地域の人気商品に成長しようとしている。

写真ミニトマトは実と皮が分離するまで、丁寧にかき混ぜながらゆでる。重労働だが、この工程がおいしさをつくる=琴浦町赤碕で
写真琴浦町のスーパーなどに並んでいるミニトマトの加工品=琴浦町別所で

 製造しているのは加工グループ「とまとフレンズ」。JA鳥取中央女性会赤碕支部の約30人がメンバーだ。赤碕でミニトマトの栽培が盛んになったのは80年代後半から。スイカをビニールハウスで促成栽培しており、その裏作として生産が始まった。06年度は約70軒の農家が計約10ヘクタールで約2億円を売り上げている。

 収入の柱に育ったミニトマトだが、見栄えが大事で、規格よりも大き過ぎても、小さくても商品にならず、自家消費するしかなかった。「味は同じなのにもったいない」と思った主婦たちがケチャップに加工し、JA関係のイベントで売ってみたところ、「おいしい」と大好評。97年2月にグループを立ち上げたという。

 ケチャップの売り上げは97年は約31万円だったが、06年は約270万円になった。01年から作り始めたジュースも06年は160万円近くを売り上げた。

 今年も収穫が始まった6月から週3回、10人前後が同支部地下にある加工場「エプロンハウス」に集合。選果場や農家から買ったミニトマトを、大鍋で2〜3時間、焦げ付かないように丁寧にかき混ぜながら煮た後、塩や香辛料を加えて味を整え、瓶詰めするとケチャップは完成だ。作業はミニトマトの収穫が終わる年末まで続く。

 地元の住民だけでなく、土産に購入した県外客から「また欲しい」と注文されることも少なくないという。とまとフレンズの中井くみこ会長(63)は「普通のケチャップより酸味が少なく甘いのが特徴。口当たりが良いので子どもたちにも喜ばれています。一度お試しを」と話している。

    ◆

 ケチャップは1本450グラムで500円、ジュースは1本500mlで400円が基本価格。琴浦町内のスーパーのほか、とまとフレンズ(0858・55・0411)で電話注文も受け付けている。

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